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その⑥ FXのリスクについて

絶対に避けるべき強制ロスカット

強制ロスカットとは、損失がある水準に達した時、さらなる損失を防ぐため保有している全てのポジションを強制的に決済するシステムです。

FXはレバレッジ取引ができますので、元本(証拠金)以上の損失が発生する恐れがあります。

そうなると運用資金が無くなりさらに借金を背負ってしまうことになります。

そのような状態からトレーダーを守るためのシステムが強制ロスカットです。

前項で証拠金が0円になり強制ロスカットと書きましたが、具体的には各FX会社が定める証拠金維持率を下回ったタイミングで執行されます。

この証拠金維持率は各FX会社によって異なりますが、証拠金維持率100%や50%、またその間で任意に設定できる業者もあります。

強制ロスカットを回避する方法

① 低レバレッジで運用する

最も重要なことは高いレバレッジで取引をしないことです。レバレッジが高くなるほど証拠金維持率は下がります。

ですので、当然レバレッジを下げれば証拠金維持率も下がり、ロスカットのリスクも下がります。

②損切ルールを作る

次に重要なことは損切ルールを作るという事です。

損切りとは、保有ポジションが意に反してある一定の含み損を抱えた時、自ら損失を確定させる行為です。

損切りルールはポジションを保有する前に先に決めておきましょう。

『含み損がいくらになったら損切』や『-○○pipsで損切』など、事前に設定し損切を実行することで、証拠金維持率を保つことができます。

③スキャルピングをする

スキャルピングとは、数秒~数分間でポジション取得と決済を繰り返す超短期の取引手法です。

1回の取引で狙う利益は少額ですが、その分大きな損失を負うリスクも低くなります。

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