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トラリピ考察(AUD/NZD)

2021年2月から始めた豪ドル/NZドル(オージーキウイ)のトラリピの設定を紹介します。

こちらはあっきんさんの設定を参考に組んでおります。

まずはオージーキウイの長期チャートを見てみましょう。

こちらのチャートはマネースクエアさんのオージーキウイの月足チャートです。

まずこのチャートを見て、オージーキウイがなぜトラリピなどの自動売買に向いているのかが分かります。

オージーキウイはこの20年で、最高値(1.37NZドル)と最安値(1.00NZドル)の価格差が約0.37NZドル。つまり3700pipsとなります。

ちなみに米ドル円の場合、最高値(135円)から最安値(75円)はほぼ6000pips

ユーロドルは最高値(1.6ドル)から最安値(0.87ドル)は、なんと7700pips

自動売買は一定の値幅で売り買いの注文を仕込んでおく為、対応させるレンジが広いほどたくさんの資金が必要になります。つまり、上記のレンジが狭いほど少ない資金で多くのトラップを仕掛けられるという事になります。

チャートからレンジを探る

では、改めて豪ドルNZドルのチャートを見てみましょう。

特徴的な点といえば、

まず最安値1.00NZドルのサポートラインの強さです。最近ですと2020年コロナショックでの暴落時、1.00を一瞬切りましたが、すぐに反発し1.00NZドル台に戻りました。これはオーストラリアとニュージーランドが同じオセアニア圏であり、同じ英連邦に属しているなどの理由で、ほぼ同じ値動きをする上で、経済規模の大きい豪ドルが常にNZドルより高い価格で推移する為だといえます。よって、1豪ドルが1NZドルを下回る可能性はかなり低いといえます。

そして、もう一つ特徴的な点は、2013年以降の動きです。2013年以降は1.14~1.00の狭いレンジを行ったり来たりしています。この20年、ただでさえ他の通貨ペアに比べると狭いレンジなのに、この8年はその半分以下のレンジ幅しかありません。

1.14~1.00を稼働レンジに設定してもいいのですが、1.20から上の滞在時間がかなり短いので、上は1.12に設定しました。

※1.00~1.02もかなり滞在時間が短いので、省いてもよかったんですが、下はキリがいいので1.00にしました。

トラリピの売買方針を決める。

レンジを設定したところで、次にレンジ内にどのようにトラリピのトラップを設定するかを決めます。買いのトラリピを仕掛ければ価格が上がっていくにつれ利益が確定します。逆に売りのトラリピを仕掛けた場合は価格が下がっていくと利益が出ます。買いもしくは売りのみで設定する方法や、価格によってトラップの本数を変えたりする方法など様々な手法がございます。

このオージーキウイは典型的なレンジ相場ですので、今回はハーフ&ハーフという手法を使用します。

ハーフ&ハーフの詳しい解説に関してはこちらを参照ください。

また↓こちらは、ハーフ&ハーフについて解説した当ブログの記事になります。

トラリピ ハーフ&ハーフとは

簡単に説明すると、ハーフ&ハーフとは設定したレンジを中間値で2つに分け、中間値から上では売り、下では買いを稼働させる方法です。

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